
2010年、最初の講座は㈱山一の杉野社長による「メーカーによる地域ブランドづくりの事例研究」。寒い中、約10名の受講生にご参加いただき、松山市三津にある㈱山一本社工場にお伺いしました。
農商工連携の認定を受け開発した「瀬戸のアンチョビ」。消費者やバイヤーからの反響も大きく、すでに東京の有名デパート等に販路を確保。先日ご紹介した、愛媛の逸品を集めた『愛媛イズム』においても、売上2位を誇る人気を獲得しているそうです。
今回の講義では、「瀬戸のアンチョビ」の開発ストーリーや販路開拓における苦労など、現場で活躍されている山一社長だからこそ語れる貴重な話をして頂きました。
山一社長が強く語られていたのが「情報」の大切さです。この「瀬戸のアンチョビ」では、地元デザイナーと組んでパッケージデザインの開発やウェブサイトのリニューアルをされたそうですが、その結果、商品の流通単価が向上し、収益拡大につながったそうです。
商品開発だけでなく、その商品の持つ良さをどのように伝えるか。飽和状態のマーケットのなかで他商品と差別化し、売上拡大につなげるためには、「情報」を付加価値に変える必要性がますます高まるはずだ。と力説されていました。