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何でブログを始めたのか?
もちろん、ブログについては昨年500円で買ったガイドブックみたいなものを読んだり、
今年1月に開設したこのブログにもコメントをつけたりしていたのですが、
直接のきっかけは今本屋さんへ行けば売れている本として積まれてある「ウェブ進化論」(梅田望夫著、ちくま新書)です。
それから引用すると
「ブログは個にとっての大いなる知的成長の場であるということだ。~
実際ブログを書くという行為は、恐ろしい勢いで本人を成長させる。~
ブログという舞台の上で知的成長の過程を公開することで、その人を取り巻く個と個の信頼関係が築かれていくのである。」ということです。
特に「知的成長の過程を公開することで、個と個の信頼関係が築かれていく」というところに惹かれてよし、じゃあやってみるかということで始めました。
「ウェブ進化論」はブログのきっかけにもなりましたし、
昨年読んだガイドブックではわからなかったトラックバックの意味もわかりました。
また、ロングテール現象や玉石混交の情報から良質の情報を自動的によりわけること、
ネットのこちら側からあちら側へのシフト、
日本を支配しているいったん属した組織を一度も辞めたことのない人たち、いわゆるエスタブリッシュメント層が日本の将来デザインに大きな歪みをもたらしてはいないかという著者の懐疑など、
なるほどと膝を打つこともたくさんありました。
しかし、それだけでなく、このブログカテゴリのテーマ「コミュニケーション」や「感情」に注目することに対する動機を新たにすることも感じましたので、以下はそれを。
この本の終盤のインターネットの普及がもたらした学習の高速道路と大渋滞のところでは、
著者と将棋の羽生善治さんが「ITの進化による社会構造や人間の役割の変化」についてよく議論したという話が紹介され、その最後を引用すると、
“「聴覚や触覚など人間ならではの感覚を総動員して、コンピュータ制御では絶対にできない加工をやってのける旋盤名人の技術のようなもの。それがどういうことなのかに、ものすごく興味があります。」羽生さんは言う。彼は、言語化不可能な世界にこそ、人間ならではの可能性を見出そうとしている。”
これには私も「なるほど、そうだよな。」と唸ってしまいました。
学習の高速道路とは、ITの進化によって誰もが、ものすごい早さで将棋なら将棋が上達するように学習できるようになったが、名人の手前で止まってしまう。
さらに後からきた人も次々そこで止まって大渋滞がおきてしまう。
そこから抜け出すのには、言語化不可能な旋盤名人のような技術が必要であるということです。
これを田舎教師流にひどく単純な話にしてしまうのですが、
ある程度の技術(テクニカルスキル)は、やれば身に付くが
(といってもそれでもかなり練習しなければならない)、
あるレベルで止まってしまう、
いくら練習してもそれまでのテクニカルスキルを磨くだけでは越えられないところにぶつかる。
そこで必要なのは、自分や相手の感情の取扱いなどのヒューマンスキルではないか、そこからまた突破口が開けるのではないかということです。
これは、私が思うところです。
私は、こうしてブログを始めたりしてインターネットの高速道路に飛び出したところでしょうか。
前回やっとトラックバックし、プレイバックシアターという言葉を知り、それの書いてある本「現代のエスプリ459」もインターネットで調べ、図書館で借りて今私の手の中にその本はあります。
本を見つけて借りてくるまでは速かったのですが、そこから渋滞を起こしています。少し読みましたが、私の中でまだ消化されていません。欲しいものが比較的速く安く手に入るようになりましたが、そこから先はリアルな人間の処理なので、渋滞になることはあるでしょうね。
ですが、次から次へとやりたいことや調べたいことが出てきて楽しみです。
これからもエントリするぞ!!でもちょっと睡眠不足です。
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何でブログを始めたのか?
2006年06月20日 19:29に投稿されたエントリーのページです。
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