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言語コミュニケーションと非言語コミュニケーション
田舎教師です。
前回のブログであげた知的障害者と私のやりとりから、どうやら、コミュニケーションには言葉と感情によるものがありそうだということに気づきました。ですが、これは私のなかでの漠然とした思いです。それをはっきりしたものにしようと思い、コミュニケーションの定義や意味について私の手の届く範囲で調べてみました。以下、引用です。
まず、インターネットの大辞泉、大辞林では、
<大辞泉>
1 社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。「―をもつ」「―の欠如」
2 動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。
<大辞林>
人間が互いに意思・感情・思考を伝達し合うこと。言語・文字その他視覚・聴覚に訴える身振り・表情・声などの手段によって行う。
次に私の自宅本棚にある社会福祉用語辞典(山縣文治・柏女霊峰、ミネルヴァ書房、2002年)、心理学辞典(外林大作ほか、誠信書房、2004年)では、(これ以下、Cはコミュニケーション)
<社会福祉用語辞典>
・・・Cとは記号を介して一定の意味・内容を伝達し合う過程である。そして、Cには言語によるものと表情や姿勢、身振りなどの非言語によるものとがある。・・・
<心理学辞典>
社会的関係が保たれ、相互になんらかの連絡のついていること、情報が相互に伝達されうることをいう。しばしば一方向的な情報の伝達のことをいう。情報の伝達の手段として言語が使われるが、非言語的な手段も重要な役割を果たしてくる。とくに対面的対人関係では重要である。・・・人間のCと動物のそれとの差異は受信者が発信者として受信した内容を発信しうるか否かによると考えられる。
そのほか、私が手許においている社会福祉のテキスト社会福祉実践の新潮流(平山尚ほか、ミネルヴァ書房、2005年)では、
<社会福祉実践の新潮流>
Cには言葉による意志伝達と、身ぶりなどの非言語的伝達があるが・・・(P.127)
Cは人々がお互いに相互作用する時に起こり、意味を伝え、受け取り、確認する相互作用の過程をいう。(P.208)
これらより、気づいたことを以下にまとめます。
①私が「言葉」とよんでいるのは「言語」ということ。
②「感情」とよんでいるのは非言語に分類されるものであること。
③非言語には、感情の他に文字、身ぶり、音声、意志、意思、思考、表情、姿勢などがあること。
④コミュニケーションには人対人、動物対動物があること。
⑤人対人のコミュニケーションには直接人を目の前にする対面的なものと、テレビなどのマス・メディアを使ったマス・コミュニケーションもあること。
⑥専門用語と思われるので、一般的に使われる意味で解釈してよいかどうか調べておきたい用語として<心理学辞典>の「社会的関係」、「情報」、<社会福祉実践の新潮流>の「相互作用」がある。
⑦④よりコミュニケーションには人対動物もあるのではないか。(ペットについてやコンパニオンアニマルという言葉もありますね。)
以上のように、定義を調べると「コミュニケーションをどう学ぶか」が、さまざまな方向へ発散しそうなので次のように絞りたいと思います。私たちの学校の成り立ちの意味から人対人のコミュニケーションとします。そして、マス・コミュニケーションは他の先生が担当しているので、私としては直接人を目の前にする対面的なもの、すなわち言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションに絞りたいと思います。
これで、私の「どうやら、コミュニケーションには言葉と感情によるものがありそうだ」という漠然した思いが「言語コミュニケーションと非言語コミュニケーション」というはっきりした概念に形づくられました。これですっきりと「コミュニケーションをどう学ぶか」のスタートがきれそうなのですが、まだひっかかていることがあるのです。それは次回に。。。
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言語コミュニケーションと非言語コミュニケーション
2006年05月28日 17:05に投稿されたエントリーのページです。
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